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2013.11.12 Tuesday

パリ?テキサス?ポワッシー!


旅先で出会った方にhome picnic のpull chairを
ファブリック仕様で制作させて頂きました。



「ぽわっしーって駅で誰かにゔぃらさゔぉえどこ?って聞いたらわかる。」
兄から得た有益かつ随分てきとーな情報をもとに目的地へ向かい、
想定通り迷いそうになっていると
こんな郊外の街に東洋人が!?(台湾の方々だろうか…)
たぶんこの街によそ者が訪れる理由はひとつしかないので
ついて行こうと同じバス停で降りて話しかけると…
おもいっきり広島県民でした。(失礼しました(笑)
御夫婦で来られていたのに突然変な滋賀県民にからまれて
一緒に建築鑑賞するはめになってしまったことは
本当に気の毒だと思いますが、僕は楽しかったのです(笑)

近代建築の五原則「ピロティ」「自由な平面」「自由な立面」
「水平連続窓」「屋上庭園」を提唱して
実際に取り入れた住宅としてル・コルビュジエが1931年に竣工
したサヴォア邸は近代建築史上とても重要な建築らしく、
その重要さを僕がここで説明しようにもいまいち解っていないので
避けようと思うのですが、(笑)
(簡潔に理解したくばMA2 1920-1945 近代建築の開花 
ケネス•フランプトン著を参照下さい)

まあとにかく今となればとくに革新性が理解出来ないのは仕方ないにしても
82年前の建築だと考えるとそのスゴさがなんとなくわかる気がします。

「屋上庭園」(と、いうよりも大きな植木鉢を置いているだけ…?)
はとても残念な感じなのですが(笑)他の4要素はなるほどとうなる部分があります。
しつこいですが、「屋上庭園」は置いといて建築(作)家としてのル・コルビュジエ
のセンスを体験できたことに満足し、
お土産にナンセンスなポストカードとかを買っていっしょにポワッシーを後にしました。


門番小屋!?(笑)

そんなパリの郊外の街で偶然居合わせた(プロのデザイナーの方でした)方から
家具の依頼を頂いたので本当にうれしく思い、
この機会にpull chairの細部を改良しようと、パーツの形状や制作手順を見直して
以前のものよりブラッシュアップしようと試みました。



ファブリック仕様でナラの背もたれ、マットブラック塗装の組み合わせは
お客様の指定なのですが、やはり色彩や質感を把握して組み合わされている!?
僕は(細かな事を書くと長くなるので省略しますが…)センスは感覚ではなく
技術だと思っているので、こーいった技術を持っている
方と話したりすると教わることも多くおもしろくてわくわくします。
若干ニヤけます(笑)
よいメールも頂き、O様本当にありがとうございました!
そして、台湾人と間違えて本当にごめんなさいね!