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2013.04.04 Thursday

美味しい魚とわりときちんとした意図

 先日は友人の引っ越しの手伝いでプチバカンスと称して富山県へ行ってきました。景色は良いし魚はうまい!そして魚がうまい!?



何より魚が美味かったのですが、それではそろそろこのブログのわりときちんとした意図についてきちんと書こうかと思います。
まず、当たり前ですが物を作る人と使う人がいます。作り手は使い手のよりよい生活をイメージしてものを作ります。なので、物には作り手の考えがいっぱい詰まっています。使い手はいろいろな作り手からいろいろな物を選びとり身のまわりに置いて行く事で空間を埋めて行きます。
デザイン評論家の柏木博さんはものはその所有者自身の部分になっていると記しています。所有者自身によって選ばれたものの組み合わせがそのままその人の姿や生活を浮かび上がらせているということです。ちなみに映画だったりマンガだったり物語に登場するキャラクターをひきたてる時にもそのキャラクターの生活空間や所有物を作り込む事でキャラクターの性質を浮かび上がらせリアリティを持たせたりしているのはよく見かけます。
使い手(住み手)が気に入った椅子を身近に置くとお気に入りの(座る)場所ができます。あかりを隣に置くと本を読むスペースなるかもしれません。テーブルを置いてソファを置いてとしていくうちに住み手自身が考え、作り出したインテリアが出来上がります。そこに一緒に住んでいる人がいたりいつも着ている服があったり、わくわくする本やおいしいコーヒーがあったりします。たぶんそーゆーことが今の僕等の生活なのだと思います。
作り手はそんな生活の中から感じとったり考えたりしたことから”こんなこといいなできたらいいな”を想像してかたちにしてゆきます。
僕の場合、あんなソファに座って映画が観たいとか、こんなテーブルでご飯が食べたいとかまた、こんな考え方でもの作りがしたいとかそーいったことです。
つまるところ、僕が考え、作り出したものには僕自身が送る日常から感じたり考えたりしたことからもっとこうあってほしいと望んだ結果がかたちになったものだと言う事ができるわけです。おもしろいマンガを読んだり、興味を持ってやってみたり、よいものを見て触って、おおー!?となったりしたことが近江家具商人のもの作りには確実に反映されています。そんな作り手であり、使い手でもある僕自身の視点を共有してもらうことが近江家具商人を理解してもらう上で本当に非常にとてもすごく重要だと思ったのです。と、まぁそんな考えからこのブログを書く事にした次第です。
時には、と、いうよりも度々、こんなん全然家具作りと関係ないやんと言われる事があるやもしれませんが、近江家具商人のもの作りには本当に何の脈絡もないいろいろな事物が入り込んでいます。そういったことも含めて楽しんでもらえたらとおもいます。