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2015.06.11 Thursday

パルテノンに誘われて

左京区のアクロポリスへ用事があってやってきました。

この前の卒業制作展のときに訪れて以来なのでそれほど久しいわけでもなく、
卒業して8年経つといろいろ変わっていて感慨深い気分に、、、浸っている余裕もなく(笑)
着いて早々PCを開いて大急ぎでやり残した作業をまとめて、予定の時刻が来たので
建築家の隈研吾さん設計の校舎に入って行くと
講義室には既に学生達がゾロゾロと。


昨年は枚方市の桜丘中学校さんに呼んで頂いて中学校1年生の生徒達に家具屋の仕事の話をしに伺ったのですが、
今回は京都造形芸術大学の環境デザイン学科2回生の学生さん達にミニレクチャーをして、
その後インタヴューを受けて小冊子にまとめる(プロフェッショナル研究)という集中授業に
誘って頂いたのでやってきたのでした。

僕以外にも住宅や店舗設計の方や造園、農業や街作りをやっておられる方々が来られていて、
年齢的にも近い世代の多方面で活躍されている方々の仕事を覗く事ができたのでそれだけでもすごく面白かったのと、
こちらも負けてはおれん!と、やる気がたぎるイイ機会になりました。笑

自己紹介を終えて一番目が大好きな僕が一番目にさせて頂けることになったので、
作って来た細かな自己紹介や学生の頃の制作や活動。
これまでの仕事と今やっている事、これからやっていくこと、、、などなど
と、さりげなくネタを仕込んだスライドを進めながらざっくりと説明をして、
大分時間をオーバーしてしまった気がするのですが、
聞いている学生達の様子をみてみると、すごく真剣に聞いていてくれたり、
興味を持ってくれた感じがあったので、
(しかも最前列で聞いてくれている学生も!?スバラシイ!)
こちらとしても(前日、大阪のベルギービール祭り、、この時点でベロンベロン笑→京都の飲み屋)
→酔っぱらった頭で友人宅で深夜までスライドを作ったかいがあったと、大変満足でした。笑

全てのレクチャーを終えると、学生が誰のインタヴューをしたいか希望を書いて、
グループ分けをする段取りになっていたので、
家具デザインとかのコースがあるわけではないので、誰にも選ばれないとかなったらさみしーーー!
と、思っていたのですが、
幸いにも大勢の学生が選んでくれたので楽しくインタヴューを受ける事ができました。
そして、最後に大事な事を言うから全員にメモを取るように促し、神妙な面持ちで
京都の美味しいラーメン屋とカレー屋のメモを取ってもらったのでした。笑、、これ重要。

インタヴュー終了後も学生達としゃべっていると本当にやる気があって、いろんな事を聞いてきたのでカワイイ後輩!
しかもアツいヤツらが大好きな僕はすごく楽しい時間をすごすことができました。
ありがとう京造環デ2回の学生達!あなた達はきっとイイものを作るよ!と、モノ作りの未来人達に希望が持てました。

ちなみに環境デザイン学科からは京都が一望出来ます!

そして本日の打ち上げへ

一緒にレクチャーを終えたメンバーと今回誘って頂いて学生の頃お世話になっていたO先生と
僕が卒業したあとに入って来られたY先生とG出版社代表の さんと一緒に大学前のそうげんカフェさんへ
(ちなみに学生の頃、敷地の指定のない住宅の設計課題で勝手にこのお店を潰して住宅を設計しました笑ごめんなさい!)


遠慮なく大きな肉を奢って頂きました!笑

今回の授業は他の卒業生の御活躍ややる気のある学生達からもすごくいい刺激をもらえたよい機会になりました。
いやー来てよかった!O先生誘っていただいてありがとうございます!めっちゃ楽しかったです。

好き勝手やっていた自分も4年間この大学の内外で勉強しながらいろいろなものを作って、スゴい人達(変人含む)と出会って、
へんな友人達をつくり、(昨日ベルギービールを飲んでいた7人は全員元京都造形大生 笑)
制作で超多忙で充実した日々を送っていたから好きなモノ作りに関わっていられる土壌を築けたのだと、
卒業して8年経った今からみれば本当にイイ学校だとつくづく思います。
これからも学生の頃の僕、今の学生達に負けないようによいものを作っていこうと思います!


前日、、、またか!?って思われてるかと思います。笑


元京都造形大生の変な友人にもらった変なお土産。
台湾のらしいです。なんか、おっちゃんめっちゃ怒ってます。笑


ところで左京区にあるのはアクロポリスではなく、瓜生山です!
パルテノン神殿ではなく、京都造形芸術大学さんですよー!笑

おまけ ある日
もー終わってしまいましたが京都dddギャラリーへ
ラース・ミュラーさんの展覧会 本 アナログリアリティーへ行ってきました!
→スイスを拠点に活躍する出版者デザイナー


今回は展示空間のデザインを藤本壮介建築設計事務所がされていて、
これは行かねば!ってことで、知人の建築家Kさんの引っ越しの手伝いの合間にやってきたのでした。

白いテーブルの決められた位置に本が置かれていて、あとの本は壁面に一列並べられているシンプルですがキレのある展示でした。
各テーブルには本が一冊置かれていて、来館者はそこに腰掛け本を開くのですが、
そこに人が座ることで不思議な空間が!?

背景に真っ白な家具や壁面、家具のレイアウトによって人の行動がいつのまにか支配されていて、
そこに鑑賞物でもある本と鑑賞者が入り込むことで空間が出来上がる!
ってことかな?


ブルーノムナーリの本


ピーター・アイゼンマンのホロコースト メモリアルの写真集
表紙に記念碑に使用されたセメントを使って、厚手のフェルト(ヨーゼフ・ボイスのフェルトみたいなの)
で巻いている。

今回は100冊の本が展示されていたのでとても見応えのある(2〜3日くらい籠っていたくなるような、、、笑)
展示でした。
僕の友人にもブックデザインとかをしている人がいて、美術館の展覧会の本とかを作ったりしているのですが、
話を聞くと全体の意図や細部へのこだわりがすごく入っていて、そーいった装丁の本は結果として
商品ではなく、作品的な魅力を持っているように思います。

そんなコトを思いながら重たい荷物を運ぶために左京区へ帰っていくのでした。

引っ越しの戦利品!ありがとうございまーす!