<< 美味しい魚とわりときちんとした意図 | main | ベルギービールウィークエンド2013 >>
2013.04.20 Saturday

建築巡礼 その1

家具を作っていてふっと外をみるとポカポカしたものが「外に出てくるんだ!」と、
僕をさそっていたので一時間の建築巡礼の旅に出かけようと思い立ちました。
今日の目的地は新八日市駅(駅舎)
今まで何回も訪れているこの建築には気取ったところの無い、
けれども独特の雰囲気があり、たまにフラッと立ち寄れる、僕にとっては身近な建築です。


さて、このがらんどうで年老いた1913年(大正2年)生まれの駅舎には実はとてもステキなものが置かれています。
それはどこの駅に行っても大抵あるものなのですがここのものはひと味違います。

某テレビ番組風に言うと「まぁなんと言う事でしょう」です。
ヴィクトール・オルタ(昔のベルギーの建築家)や
エクトール・ギマール(昔のフランスの建築家)のような
アールヌーボー様式を昔の職人が真似て作った物でしょうか?
真意はともあれ3m60cmもある長いベンチと
左右非対称のベンチ(片方だけ肘掛けがあります)に
素人が作ったようなハイバック(背もたれが高い)のベンチ!?
ゆかいな仲間達。どれをみてもダサくてかっこいい!!しびれる!!!
と、ひとしきり座って触って眺めてを繰り返し、満足したところで
長い年月いろいろな人を背負ってきた彼らの栄光を讃え、
その時間に思いを馳せつつ家路につくのでした。